要点
- NVRはIPカメラ向けの録画装置で、同軸カメラ向けのDVRとは接続方式が違います。
- RTSPは映像ストリームを見るための入口、ONVIFはカメラやNVRを発見・制御するための標準です。
- SmartRTSPはNVR本体を置き換えるものではなく、NVRやIPカメラのRTSP/ONVIF映像をiPhone、iPad、Mac、Apple TVで見るためのビューアです。
NVRとDVRの違い
NVRはIPカメラをLANやPoEネットワークで接続します。カメラは映像をデジタルのネットワークストリームとして送信し、NVRはそれを録画・管理します。
DVRは主にアナログHDや同軸ケーブルの防犯カメラで使われます。映像信号の扱い方が違うため、IPカメラ中心の環境ではNVR、古い同軸カメラ中心の環境ではDVRという整理が実務的です。
RTSPとONVIFは何に使うのか
RTSPはライブ映像を開くためのプロトコルです。多くのIPカメラやNVRでは、チャンネルごとにRTSP URLを指定して映像を再生します。
ONVIFは、メーカーが違うIPカメラやNVRを見つけたり、映像ストリームを取得したり、対応機種ではPTZ操作を行ったりするための標準です。ONVIF Profile SはIP映像のストリーミングを扱います。
iPhoneでNVR映像を見る基本手順
まずNVRとiPhoneを同じネットワークに接続します。次にNVRのIPアドレスを確認し、ONVIFが有効ならSmartRTSPのスキャンで発見します。見つからない場合は、NVRのRTSP URLを手動で追加します。
チャンネル番号はメーカーによって異なります。Hikvision、Dahua、ReolinkなどはチャンネルごとのURL形式が違うため、機種のマニュアルまたは既存のSmartRTSPブランド別ガイドを確認してください。
SmartRTSPでできること
SmartRTSPは、既存のIPカメラやNVRチャンネルをローカルで表示し、対応環境では録画・イベント通知・マルチカメラ表示を行うアプリです。クラウドアカウントを前提にせず、所有しているカメラのRTSP/ONVIF映像を直接扱います。
NVRの長期録画や全チャンネル管理はNVR側で続け、手元のiPhoneやApple TVではSmartRTSPをライブビューアとして使う構成が現実的です。
よくある質問
NVRとは何ですか?
IPカメラの映像をネットワーク経由で受け取り、録画・管理するレコーダーです。ネットワークレコーダーとも呼ばれます。
SmartRTSPはNVRの代わりになりますか?
完全なNVR置き換えではありません。既存のIPカメラやNVRチャンネルをiPhone、iPad、Mac、Apple TVで見るためのローカルビューア兼録画アプリです。
ONVIFが使えない場合はどうしますか?
カメラまたはNVRのRTSP URLを手動で追加します。IPアドレス、ユーザー名、パスワード、チャンネル番号が必要です。
ブランド別RTSP/ONVIF設定ガイド
メーカーごとにRTSP URLのパス、ONVIFの有効化手順、NVRチャンネル指定が異なります。該当するブランドページで具体的な設定を確認してください。